よこしまな人、悪しき人は 偽りの言葉をもって行きめぐり、
まむしの子らよ。あなたがたは悪い者であるのに、どうして良いことを語ることができようか。おおよそ、心からあふれることを、口が語るものである。
よこしまな人は悪を企てる、 そのくちびるには激しい火のようなものがある。
曲った言葉をあなたから捨てさり、 よこしまな談話をあなたから遠ざけよ。
その上、彼女たちはなまけていて、家々を遊び歩くことをおぼえ、なまけるばかりか、むだごとをしゃべって、いたずらに動きまわり、口にしてはならないことを言う。
また、あなたがた自身の中からも、いろいろ曲ったことを言って、弟子たちを自分の方に、ひっぱり込もうとする者らが起るであろう。
悪を行う者は偽りのくちびるに聞き、 偽りをいう者は悪しき舌に耳を傾ける。
主を恐れるとは悪を憎むことである。 わたしは高ぶりと、おごりと、悪しき道と、 偽りの言葉とを憎む。
見よ、彼らはその口をもってほえ叫び、 そのくちびるをもってうなり、 「だれが聞くものか」と言う。
舌は火である。不義の世界である。舌は、わたしたちの器官の一つとしてそなえられたものであるが、全身を汚し、生存の車輪を燃やし、自らは地獄の火で焼かれる。
正しい者はその正義によって救われ、 不信実な者は自分の欲によって捕えられる。
よこしまな心をもって悪を計り、 絶えず争いをおこす。
悪の道からあなたを救い、 偽りをいう者から救う。
その口の言葉はよこしまと欺きである。 彼は知恵を得ることと、善を行う事とをやめた。
その口はのろいと、欺きと、しえたげとに満ち、 その舌の下には害毒と不正とがある。
悪しき者は自分の心の願いを誇り、 むさぼる者は主をのろい、かつ捨てる。
だから、すべての汚れや、はなはだしい悪を捨て去って、心に植えつけられている御言を、すなおに受け入れなさい。御言には、あなたがたのたましいを救う力がある。
その一つのかごには、はじめて熟したような非常に良いいちじくがあり、ほかのかごには非常に悪くて食べられないほどの悪いいちじくが入れてあった。
上の兄エリアブはダビデが人々と語るのを聞いて、ダビデに向かい怒りを発して言った、「なんのために下ってきたのか。野にいるわずかの羊はだれに託したのか。あなたのわがままと悪い心はわかっている。戦いを見るために下ってきたのだ」。
正しい者のくちびるは喜ばるべきことをわきまえ、 悪しき者の口は偽りを語る。
わたしは目の前に卑しい事を置きません。 わたしはそむく者の行いを憎みます。 それはわたしに付きまといません。
よこしまな者は主に憎まれるからである、 しかし、正しい者は主に信任される。
めくばせする者は悪を計り、 くちびるを縮める者は悪事をなし遂げる。